今野緒雪の小説・公式解説本『マリア様がみてる─プレミアムブック─』
ごきげんよう、お姉さま。本日は、お楽しみレビューの日です。 さて、ここでクイズです! 平成百合ブームの先駆け作となった集英社コバルト文庫の「マリア様がみてる」全39巻。そのなかで、原作者・今野緒雪先生以外が著者として表紙にクレジットされている巻があります。それはなあに? 正解は「プレミアムブック」と「イラストコレクション」の二巻(…だけですよね、たぶん)。...
View Article私がオタク友人と縁を切った理由
オタクは、カップルが違うとか、別のジャンルを好きになったとか、そんな理由で仲間割れしがちです。 ところが、私は学生時代含めてオタクっぽい友だちはいましたが、どこそこの作品についての認識違いで喧嘩沙汰になったということは、ほぼありませんでした。 学生時代でも、おのおの、卒業研究のテーマに選んだ作家やジャンルは異なります。...
View Article働きやすさは職場のメンバーしだい
高学歴な人が社会人になるとポンコツ扱いされることはよくあるもの。 就職氷河期世代だからブラック企業しか渡り歩けずに不当な働かせられ方をしたというのもありますが。働き心地がよかったのに、ある日を境に、職場が息苦しいものになり、やがて職を失う羽目になってしまった。そんなことがあります。今回は自分の体験談を交えてお話します。 私は20代の頃、とある公立図書館の非正規職員として勤めていました。...
View Article芸術系ヲタク、論文書きなのに目次も作成できなかった
なまじブログなんぞで文章を打ち込む期間が長くなると、自分パソコンの達人なのでは?と過信しかがちです。これまで自分がどれだけITスキルがないかは、拙ブログ上でさんざん暴露してきましたが。 今回はExcelはともかくWordだけは上級者のつもりだった私が、全然そうでもなかったというお話です。 ご笑覧いただけましたら幸いです。 ある日、私はコンビニで何気なしに立読みしてみた本があります。...
View Article死蔵させた本は世の中へお返ししよう
定期的に断捨離ライフを続けている私が悩むのは、本の所蔵適正量。 よく使う業務上の本、資格テキスト類はデスクの前の棚で、すぐ取り出せるように。仕事で将来使うが今はその時期ではない本はデスク裏側の書棚に。漫画や小説の本はふだんは見えないようにカバーをかけた高い位置の本棚や、押入れ、天袋にしまっています。誘惑に負けてしまいそうになりますので。...
View Articleマイペース型は無駄な残業をしてしまいやすい
HSP気質にありがちなのが、気分のムラが多いこと。 メンタルや体調にも波があるので、仕事のリズムにも日によってまちまち。くわえて、女性は生理のバイオリズムもありますし、中高年になると更年期障害もありますよね。 私が過去いくつもの職場で困ったことは、無駄な残業や早出をしてしまいやすいこと。...
View Article健康でいるために必要な習慣
数年前のこと、お墓詣りで出会った近所の椎茸農家の男性にこう言われたことがあります。 「人間、40過ぎたら誰でも不調がありますわ」と。彼はいつもニコニコ顔ですが、ふと薄暗い影がさした感じがしたので、人知れず、なにか病があるのだろうと思ったものでした。 遠縁筋の事業主は、50歳過ぎても休日はゴルフ三昧。...
View Article会社はあなたの好きな仕事をさせてくれるわけではない
スーパーやコンビニ、書店に行くと、まれに可愛らしいPOPを見ることがあります。ひょっとしてこの人、そこそこのウェブ上で人気な絵師なのでは、と思うほどイラストが巧みなものもあったりして。微笑ましいなと思う反面、私の過去のしでかしが頭をよぎって恥ずかしくなることもあります。...
View Articleアートに向けた愛憎ないまぜのここ20年
あなたのアート歴はいくらだろうか。 アート歴などと書くと、自分がいくつ作品を観たとか、つくったとか、あるいはお能や歌舞伎などに出かけたとか、ミュージシャンに貢いだ額だとか、そんなものが思い浮かぶのかもしれない。最近はアートというよりもクリエイターという方がふさわしいかもしれないが。...
View Article水木しげるの戦記漫画「総員玉砕せよ! 新装完全版」
NHK連続テレビ小説朝ドラの「ゲゲゲの女房」や、あるいは鬼太郎の令和リメイクが大人気で、水木しげるブームが起きているこの現代。 子どもの頃に観ていた「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の記憶はありますが、卵型のフェイスラインと「ち」の文字のような特徴的な鼻筋をもつ水木作品はけっこう苦手で。...
View Articleあなたのジャンル沼はどこからどこまで?
アニメ、漫画、ゲームといったコンテンツもののサブカルヲタク。 同じ作品であっても、ハマるツボが千差万別で。作品愛を語りながらも微妙に勘所がズレている。そんなことってありませんか? SNSで作品名を検索すると感想つぶやきがわんさかヒット。...
View Article市販野菜を利用して野菜づくりに挑戦
野菜や果物を買うときに、献立よりも、どこまで使い倒せるかを先に考えてしまいます。 種が残るか? 根はしっかりついているのか? 切り捨てたものは再生できるか?皮はどこまで肥料にできるのか? 旬の時に出回っている野菜はおいしくて、しかも安価。 なのでお買い得で大量に入手できます。楽しくいただくだけじゃもったいなくて、さらに活用できないのか?...
View Article無名無数の二次創作物に感動したことが、私のオタク人生の原点
二次創作者でありながら、二次創作者でありことをちくちくディスるような記事を量産してばかりいます。これはあくまで隠れヲタクたる私の自虐風生存戦略なので、二次創作を誇りをもってして楽しまれている方は過剰に気にしないでください。お願いします。 過去記事に書いたような気がしますが、書いたそばから忘れるタイプなので、気にしないことにします。今回は、自分の二次創作人生のはじまりは云々、というお話です。...
View Article心のごみ箱を空にする
毎週日曜日はよほどのことがない限り出かけない日と決めて、現住まいの片づけに専念することにしている。 進撃の巨人のアニメを深夜に見て、寝不足のまま迎えたこの日曜日も、昼に仮眠をとっても眠れない。うっかり寝たら、起きられなくなるのではないかという不安があるのだ。 布団を干したり、洗濯ものを取り入れたり、流しを洗ったり、少し手の込んだ汁物をつくったりする。平日のアフターにはあまりできないことを消化する。...
View Article今野緒雪の小説『マリア様がみてる─薔薇のミルフィーユ─』
突然ですが、ここで思い付きを。 マリア様がみてるの三薔薇二年生トリオをを遊園地の出し物に喩えたら? 福沢祐巳:メリーゴーランド。 乗っていると穏やかで心地いいが、同じところをぐるぐる回ってしまう。ヒントは本編の由乃の指摘から。「グシャグシャ悩み過ぎ」「発展的な答えが得られるわけではない」との弁。 島津由乃:ジェットコースター。...
View Articleはなきんデータランドが楽しみだったあの頃
テレビを観なくなって久しいですが、それでも長寿番組が終了する知らせを聞くと寂しくなるものですね。今回のヲタク記事は、青春時代、金曜日に楽しみだったあの番組について。 テレビ朝日系列で放映されていたバラエティ番組はなきんデータランド。 花の金曜日、略してはなきん――とは週休二日制が世間に定着しはじめたころの、週末気分をよくいったものですね。現在会社員ライフの私も、やはり金曜夜が一番大好きです(笑)。...
View Articleパソコンでまちがった能力開発をするなかれ
芸術系ヲタクだったかつての私のパソコンスキルがかなりの初級レベルだった、という事実をかつてブログ上で暴露したことがあります。 私がこれに気づいたのは、ある国立大学の契約職員に採用されたときのことでした。...
View Articleキャラクターグッズ商法に関する懐疑
オタクの皆さんのお布施といえば、キャラクターグッズ。 漫画やアニメ、映画のみならず、アイドル歌手や、スポーツ選手、ご当地のゆるキャラなどなど。各種イベント会場で物販されていたりします。今回は主として、公式のアニメグッズを中心とする雑感です。 そのジャンルや年月日をあえて隠しますが。...
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