なまじブログなんぞで文章を打ち込む期間が長くなると、自分パソコンの達人なのでは?と過信しかがちです。これまで自分がどれだけITスキルがないかは、拙ブログ上でさんざん暴露してきましたが。
今回はExcelはともかくWordだけは上級者のつもりだった私が、全然そうでもなかったというお話です。
ご笑覧いただけましたら幸いです。
ある日、私はコンビニで何気なしに立読みしてみた本があります。
「神速パソコン仕事術」(うろ覚え)とかいうタイトル。パソコン仕事がとにかく遅い私がとびつきたくなるようなタイトル。で、パラ読みしてみて、驚くべき事実に気が付いたのです。
え? Wordで目次って構成できるの!!
たぶん、多くの学生の皆さんはコイツ相当アホだと思われたことでしょう。
でもそうなんですよ。
私は学生時代、卒論も修論も、各種レポートもそのほとんどをMacのテキストエディタみたいなので作成していました。
Wordを使うようになったのは、ほぼ最後の修論の仕上げのときぐらい。
修論提出直前にMacのノートがオシャカになって、留年してしまい、翌年、シャープのメビウスさんを買い直したからです。
そこで使ったWordも、ほとんどWordらしい使い方をしていませんでした。
太字やフォントの変更、ページ番号の挿入や印刷時の空白の設定ぐらいなもの。ヘッダーやフッダーの意味がわからず、うっかり触ると元に戻せなくなったので、そこの操作は魔の領域でした。
当時の私は見よう見まねでなんとなく触っていればいやという感覚。
きちんとしたWordなりExcelなりの教本を買って勉強していればよかったのに。貧乏学生のうえに、研究室の先輩の、パソコンなんて適当にいじってれば覚えるもんだからの言葉を真に受けて、しっかり勉強しようとしなかったのですね。
もちろん、表紙作成や目次なども、すべて手打ちです。
「…」と数字を入れて。章立てすらも、字下げインデントすらも、ポチポチ手入力です。ぶっちゃけWordの機能を殺しています。そりゃただのワープロでしょうが!
そんな私は最近になりまして、上記の本などに出会うことにより。
なんと、Wordで目次を構成できることが判明。
これの何がイイかと言えば。
二次創作小説だの、青空文庫からDLした文章だのの、長文テキストデータを自在に編集でき、かつ好きなところにすぐ飛べるようになったことです。これはすごい!!
Wordで書いた文章を、マウスホイールを動かしながら下へたぐっていた日々が嘘のようです。
【Ctrl】+【Home】で文書の先頭へ、【Ctrl】+【End】で文書の最後へ自動で飛ぶことはできます。なので、二次創作小説をブログ投稿画面へペーストするとき、最新の更新分を探すのは簡単。けれども、その途中の回を修正したいときは、マウスホイールか、↓かで行ったり来たりがすごくわずらわしい!!
二次創作小説には現在目次頁をつけて、スマホでも読みやすくしています。
これと同じで、自分のWord上で読みたい、探したい部分へ高速で移動できたらとても便利なのです。
ただし、右手一本でスクロールするほうが俄然早くて、目次をつくる手間のほうがめんどい場合もあります。文書が数十頁に及ぶならやるべきですが。セクションや改ページを挿入した方がいい場合もあるので、一概に目次ですませていいのかわかりません。二度と読まない文書に目次はいらないでしょうし。
私のブログ用の下書き記事は原則投稿したら不要になるものが多いので、後腐れないように、メモ帳アプリでさくっと書いて、上げたら捨てています。こういう記事には目次は不要でしょう。以前は映画ならばひとつのファイルで延々と書き足していったのですが、極端に長くなると重くなってデータが消えてしまいますし。更新回数分ごとにファイルを小分けしていくこともあります。こうした作業になれたせいで、Wordの高度な機能に気づかないままだったのでしょう。お恥ずかしい。
私の勤め先でも、メールやファックスで送る御見積書のデータをWord保存しています。
紙で出力しないからエコ。でも、たまに修正するときに探すのが大変ですから、やはり冒頭の頁に目次が必要なのではないかと考えています。
(2022/07/18)