テレビを観なくなって久しいですが、それでも長寿番組が終了する知らせを聞くと寂しくなるものですね。今回のヲタク記事は、青春時代、金曜日に楽しみだったあの番組について。
テレビ朝日系列で放映されていたバラエティ番組はなきんデータランド。
花の金曜日、略してはなきん――とは週休二日制が世間に定着しはじめたころの、週末気分をよくいったものですね。現在会社員ライフの私も、やはり金曜夜が一番大好きです(笑)。
ウィキペディアによれヴば、はなきんデータランドは、1989年4月14日から1996年3月22日まで、毎週金曜日の19:30からテレビ朝日系列で放送されていた、生放送情報バラエティ番組。後続番組会った模様。ちょうどバブル絶頂期の番組ですね。
昭和生まれのヲタクの皆さんならばご存じのこの番組。
そう半年ごとに恒例のアニメ大賞なるものがあったんです。ほら、今でしたら、SNSで投票募ったりしますけども、当時は大手メディアでしか人気が発表されなかったわけですよね。
その年に人気があったアニメ作品・主題歌・キャラクター・声優を葉書投票により決定し、ランキング形式で発表。第1回は1990年6月に放送され、同年12月に第2回を放送。その後は毎年12月の放送が定着し、1994年の第6回まで放送された。
「声優賞部門」では草尾毅・佐々木望・林原めぐみらがランキングされていた…とあります。
そうそう、あきらかに腐女子の皆さんの組織票わんさかで、同人色の色濃い作品がトップに出ていて。コメンテーターの皆さんがめっちゃ戸惑っていたのを覚えています。「聖闘士星矢」や「幽遊白書」ならメジャー誌だからわかるけれども、「鎧伝サムライトルーパー」とか「サイバーフォーミュラ」とかね、スタジオ内が何それ、状態でした。素人絵師の皆さんがハガキ職人化して、どっさりとイラストが届いて、スタジオで飾られているわけです。
人気の声優さんのインタビューが聞けるのも魅力。
当時のアニメヲタクたちは推しをすこしでも、この全国放送枠の番組で紹介していただこうと、団結して、涙ぐましい投票活動を水面下で行っていたのでしょうね。わたしも、なにかは忘れましたけども、ハガキを投函した覚えがあります。
アニメ番組の特集といいましたらば。
2000年代ぐらいまではフジテレビ系列とかで、懐かしのアニメ特集をよくやっていましたよね。フランダースの犬とかガンダムとか魔法使いサリーとか、ベルばらとか、そこらへんの往年の名作ない目は絶対にランクインされているのですが、ときたま、やはり同時ヲタク色の強いマイナー作品がなぜか紹介されていて驚いたとがありましたっけ。
いま、この手のアニメ特集番組ってやっているのでしょうか?
金曜ロード―ショーで、エヴァとか、わりとヲタク濃度の濃ゆい作品が堂々と放映されてしまうぐらいですから、とてつもないカルト人気作がランクインされてもおかしくない時代ですね。
(2023/09/23)