芸術作品におのずと見える格差
芸術の秋、文化の日ウィークにはさかんにカルチャーイベントが発生します。 文化祭シーズンでもあり、各地の学校でも人出でにぎわっていることでしょう。 この時期、毎年近場で催される団体の絵画展があって。 時間があれば出向くようにしています。ご年齢層が高めの、画材ショップの店主が運営する趣味サークルの絵画展。親戚筋の公務員退職者が出品しているというのです。...
View Articleパレアナイズムで生きまっせ!
米国の閨秀作家エレン・ポーターの代表作に『少女パレアナ』がある。 ポリアンナとも訳されるが、1913年発表作。初めて日本で紹介したのは、赤毛のアンの邦訳者であるあの村岡花子である。この文学は、その昔日曜に放映されていたハウス食品提供の世界名作劇場枠でアニメ化されていたらしいのだが、私には記憶がなかった。 両親を病で亡くして孤児となったパレアナは、独り身で裕福な母方の叔母に引き取られる。...
View Article落ち葉ワークは楽しい
今から20年以上も前になりますが。 ちょうどいま自分の10月か11月の秋口に、奈良公園に出かけた日のこと。銀杏の葉が地面にふんだんに敷き詰められていて。それをどこかのお子さんがかき混ぜたり、掛け合ったりして遊んでいたのです。その子どもの顔などはもはや思い出せないのですが、なぜか、その振る舞いだけをしっかりと覚えています。自分にもそんな幼い日々があったから、なのかもしれません。 落ち葉は宝物である。...
View Article池田理代子の漫画『聖徳太子』
あなたの池田理代子はどこから? 私は「ベルばら」でも「オルフェウスの窓」でもなく、この漫画からでした。 過去に非正規職で勤めていた公立図書館で、何気なく借りたのがきっかけです。 当時20代だった私は、古くさい少女漫画を敬遠していましたが。この漫画のおかげで一遍に池田理代子にドはまりしたものです。名古屋のロダン展でも、モデルになった日本人少女の花子を題材にした漫画が展示されていたのもあって。...
View Article他人の二次創作物を売りものにすることはできるのか?(反語)
私は好きな作品の二次創作物に飢えているので、定期的にストレス解消のひっとつでリサーチしています。二次創作および公式画像を探すコツは、海外向けタイトルでも検索してみることですね。 ところで、これは私の愛好作を英訳名で検索してみたときに出てきた画像。 (2020/09/17時点) あきらかに、これは公式画像どころか、二次イラストまで商品にしています。...
View Article日曜日はこころを調える
秋晴れのいいお天気ですね。 けれど気温が低くなったせいか、金曜夜に洗った洗濯物がまだ乾いていませんでした。 毎日、会社と自宅の往復、土日は空き家の手入れ等で、気分がよどんできていました。 今朝は思いがけず、近隣のお寺と神社に参拝。おみくじを引いたら大吉で、幸先がいいですね。善行を積んでおけという戒めのお言葉もありがたいです。気持ちが緩んでしまうときにミスが起きやすいものです。...
View Articleやっとこさ正社員に戻れた私が得たものは社会的信用
個人事業主たまに非正規で会社勤めだった私がコロナ禍でのトラブルをバネに正社員就職して、経理総務の責任者に。勤め先の経営状態も、規模も賃金もけっして恵まれているとはいえず、社内でトラブルがないわけがありません。 あいかわらず一時間ぐらいのサビ残もある。...
View Article本のレビューは心の熱いうちに書け!
私は何度か本の断捨離をしていますが、手元に残す本の規準は再読する可能性があるから。 ふたたび手に取るのは、初読時は書けなかったであろうレビューをする予定を見積もっているから。ブログなんぞを運営すると、記事のためにイベント参加したり、作品をコレクションをしたりということがあります。かつて、映画記事を量産していた時代の私がそうでした。 ところで、私がつねづね読書家風情を名乗りながらも反省すべきなのは。...
View Articleキーボードは斜め打ちが楽でよい
パソコン本体のスペックというよりは、とりあえず、WordかExcelがインストールされているかぐらいの基準でしか、パソコンを選んでこなかったの私です。メモリぐらいはまあわかりますが、CPUなんちゃらというのが皆目わかりませんでした。ほんと、情弱の極みです。...
View Articleお店の景気は働き手と買い手でつくりあげる
ちょっとした生活用品をふだんは近場のホームセンターかアウトレットショップで揃えることが多いのですが。なんとなく特別な用事があった日は寄りたくなるのは、お値段以上のあのお店、ニトリですね。 GW中の人出賑わいを厭って、時期をずらして訪れたのは五月も半ば。 ちょうど法事終わりで雨天だったため、休日の空き家管理作業も中止で時間があったため。 休憩室向けに空けた寝室のカーテンを下見するためでした。...
View Article植え替え若葉を蘇生させよう作戦
野菜づくりの面白いところは自己流であれやこれや試せることですね。 プロ農家じゃないので、失敗しても平気。 2024年12月20日に、第二弾コマツナ群(11月10日種まき分)の間引き菜を移植。 移植前は青々として、このまま食べてもおいしい若葉。水に浸けて、さらに根に団子状の土を丸めてかぶせたりして、移植します。...
View Articleオトナのぬいぐるみ依存症
あるニュースサイトを読んでいたら。 独身の姉がぬいぐるみを連れ歩く、外出先で話しかけて気持ち悪い、という妹のSNS投稿が話題になっていました。このお姉さん、いい年してヲタクで親から自立できていないので、家庭持ちの妹からはきょうだいリスクの不安があるのでしょう。まさにアイドル文化やオタク産業が生んだモンスター、現代の闇ですね。旅先に持っていく枕とか愛用のタオルとかみたいな感覚でしょうか?...
View Article余すところなく食べられる野菜は貴重!
野菜づくりの画像はけっこう撮りためているのですが。 作業が忙しくて、編集や記事執筆がおいつかないことがあります。ブログに上げるよりも自分の記憶用に残しているだけではあるのですが…。 野菜づくりのてはじめにコマツナを選んだ理由は。 調理しやすいから、育てやすそうだから、資材費もかけなくてよい。間引きするぐらいで受粉作業もいらない。支柱立てもいらず、収穫も簡単。...
View Article1000万アクセス数の裏にあるものとは
8月10日朝がた、前日分のアクセス数を確認すると、トータルで1000万アクセス数を突破していました。900万越えあたりから、意識しだしたのですが、思ったよりも早かったなという印象です。 ここ最近は毎日のアクセス数もかなり落ちていますし。 むしろこれが本来の正常値なのでは、と思うようにしています。更新をがんばったからといって、すぐどうにかなるものではないからです。...
View ArticleスマホのUSBデザリングでデュアルディスプレイを楽しむ
IT音痴で周囲にパソコンに詳しい人材がいない私は、WordやExcelはまあまあ使い手だと思っていたけども、最新のデバイスに関する知識が猛烈に不足しています。 パソコンを乗り換えるたびに新機能があったり、知らないアプリができたりでもうびっくり。まったくもって使いこなせていません。 2025年3月にスマホを新調して、はじめて知ったのが。...
View Articleネット上の感情のゴミ捨て場にたむろしてはならない
ブログ歴十数年以上の私は、ネットの功罪をひしひしと感じています。 インターネットは、自分の周囲にはいない方からの知見を得られるという意味ですばらしい場所です。会うのに予約も遠慮もいらないですし、情報は無料であることも多いからです。私が取得したFP技能士2級の資格も、ファイナンシャルプランナーのブログと交流してから興味が湧いたものでした。...
View Article今野緒雪の小説『マリア様がみてる─未来の白地図─』
「まだ、地図の上には何も描き込まれていない。 私はこれから、私の白地図の上に世界を創造する、いわば神様と同じ仕事をしていくのだ。それならば、クラスの誰にも負けないくらい美しい世界を作ってやろう。 私なら、きっとできる」 毎回お決まりの前振り部分にある、この印象的なダイアローグ。...
View Article野菜づくりで野菜づくしが楽しくなる!
とりとめもない日々のことだけれども、記録すると幸せホルモンが出そうなきがする。世の中にあふれる気が滅入るようなニュースにこころを煩わされてしまうよりは。 トップ画像、これは2025年1月3日の昼食。 このお皿、葉っぱみたいでお気に入りなので、愛用しています。たぶん百均で買ったものだと思いますが。...
View Article悪書でも私に教えてくれることがある
今回の読書論は、ある特定の本の批判になります。 最初にお知らせすると、『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』という、有名な小説です。この本の愛読者、および作家さんの信奉者さんは、今回の記事を読まないことをおすすめします。ただし、この本を読んだことを前提にした内容になっています。つまりネタバレありです。 タイトルに惹かれて、なにげなく図書館で手に取った本でした。...
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