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Channel: 陽出る処の書紀
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そろそろ春の虫がうずきだす季節だから

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2月14日はバレンタインデーですが、野菜づくりど素人にはそんなの関係ないです。本日も畑仕事に励みます。
先週末はお天気荒れ荒れ、雪が降ったあの日(2月8日)様子見したときは、大丈夫だった第二弾のコマツナ畑(11月10日種まき分)。卵酢スプレーだけして帰ったのですが…。



うっわ~。変色がけっこう進んでいます。
しかも土は乾燥して、固くなっています。萎れているものは、根がもろいものばかり。雪の日はじょうぶそうだったのに…。雪の重みで茎が折れたものもあったり。

人間と同じで、やはり寒さがきついんでしょうね。
(むりやり、冬越しで種まき強行したくせに)

草マルチの素材がないので、畝の側面もほとんど裸状態。10月頃と違って、スギナなどの雑草も覆ってくれません。枯れ枝などを敷きつめたけれども、風で飛んでしまうのですね。

このコマツナは種まきして、すでに3箇月経過。
おそらくもうこれ以上、大きくはならないのでしょう。寒さのせいもあるし、他の畝づくりをやっていたせいで、間引きが遅れてしまったせいかも。適度な時期に間引かないと、そのあとで株のあいだを広げても、大きくなってくれないらしいです。

あと、虫があまり湧く季節じゃないのに、健康そうな葉が大胆に食われているんですよね。…で、近くをよくセキレイの夫婦がよちよち散歩。よもや、こいつらがちぎっているのでは…? 鳥が虫を媒介することもあるようで。





なので畝4~7列めは変色葉を収穫したあとで、虫よけ網&不織布でカバー。
U字の婉曲支柱がない、べた掛けです。この素材は畑に隣接する建物のなかにありました。不織布といっても、農業用のカバータイプじゃなくて、新聞紙二面ひろげたぐらいの大きさのもの。

虫よけ網にしたのも、もともとは風よけネットとして、支柱を通して立てて使うものみたいです。
この近辺の畑作の方がよく砂地に立てています。苗が強風で倒れないようにしているのだと思われます。



アブラナ科につく虫は小さいので、ほんらいはもうすこし網の目が小さなほうがのぞましいのですが。
虫というよりは鳥よけなので、一時的に代用してみました。しかし、この網、かな~り長くて、端を折り重ねています。ちょっと、もったいない。

やはり、ホームセンターで売っているような防虫&保温用の不織布シートなどを来年の冬は用意すべきなのかもしれませんね。
春になると、虫がうずきだすのだから、よけいにね。

実は畝の下準備は24列目までしたのだけれども(現在、稼働中は16列目まで)。
高畝に1列植えでなくて、もっと手前でたくさん収穫できるように、再構成しようと思っていて、迷っています。
畝の長さや幅も変わってしまうかもしれないので、カバーなどもうかつに買えないんですよね。サイズが合わなくなったら困るので。

あと、カバーなどをかけたくない理由の一番が。
外したり、かけたりがけっこう面倒だから。網や不織布はそのまま水やりできるのですけども、株の状態がわかりづらいんですよね。やはり、畑に入った時に、ずら~っと並ぶ元気のいい翠の群れに出迎えてほしいもの。

この日は畝3列目も全収穫し、後作のために鶏ふんを施肥。
この3列目は第一弾コマツナ群では間引き菜の移植した復活世代がかなりよく育ったのですが…。つぎに第二弾の間引き菜移植はほぼ全滅。やはり連作になってしまったからなのでしょう。

株があまり育たなかったせいか、根で土が耕されていないので、かなり固い状態です。
これでは、もとの除草剤を散布していた時期の痩せ地に戻ってしまいます。急きょ、次の作付けプランを練らないと。

コマツナは年中通してかならず栽培したいので。
畝の配置を考えるか、おなじ場所で連作できるような対策を考えねばなりませんね。



(2025.02.14撮影、同日記録)





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