ウェブ上でも終活しないといけないの?
長く続けたものは、終わらせるのも難しい。 私にとっては、ブログがそうで。生活環境の変化だとか、仕事の状況だとか、健康問題などのリスクも増えてきますね。いちばん大きいのは続けられる気力があるかどうか。 そんな自分にタイムリーな話題が、今年のお彼岸にありました。 読売新聞2018年9月23日付け記事「ウェブ上も終活 SNS削除」と題された記事です。 以下、その記事をもとにしています。...
View Article肩こりはこころの悲鳴
「ちびまる子ちゃん」というアニメだったと思うのですが、敬老の日のプレゼントに肩たたき券をプレゼントするという話があります。昔のお年寄りの家には、フォークの歯を太くしたような木べらの背中かきと、ゴルフボールのような先端のついた肩たたきの道具がありました。あの道具、けっこう、叩かれると痛い。それぐらい叩かないといけないぐらいに、お年寄りの肩は凝っていたのでしょうか。...
View Articleギャンブル落ちするアニメ、是非は問えるのか
最初に謝っておきます。 今回、あるアニメふくめたコンテンツ業界に対する、やや不快な内容を書きます。これまでも無自覚に批判記事は載せていたんですけどね。 この10月に、ある有名な魔法少女アニメの劇場版が公開されました。...
View Articleさらば、日本の就活ルール…?
疲れの溜まってくる週末にあまり重い話題を記事にしたくないな、と思いつつ。 こんな話題を。 私は就職氷河期世代なのですが、新卒すぐに就職していません。...
View Article古書店は現在の読書文化の鏡
本日、10月27日は何の日? 変わり種の記念日としては、ルーズベルト大統領誕生日なのでテディベアズ・デーなのだとか。まあ、熊はどうでもいい。 はい、本日はもちろん文字・活字文化の日。2005年の「文字・活字文化振興法」により制定されたとのこと。そして、今日から11月9日までは読書週間。...
View Articleアニメ映画「もののけ姫」再見
数年経って観たら、名作になった、もしくはそうではなくなった、という作品は往々にしてあるものです。子どもの頃は難しかったこころの機微がわかってきたとか、逆に下手に常識というものに阻まれてキャラクターの言動が滑稽に見えたり、不快なものが許せたり。ですから、一つの作品を十年以上好きでいられたりするのは、奇蹟というよりも、なんらかの執着が働いているのかもしれませんよね。...
View Article映画「画家と庭師とカンパーニュ」
芸術の秋だから、芸術家が出てくる映画をと考えて、まずはこの一作。 2007年のフランス映画「画家と庭師とカンパーニュ」(原題:Dialogue avec mon...
View Article日本ならではの観光資源で盛り上がりませんか
毎年10月末日はハロウィン。 私が子どもの頃はさほどではなかったのに、いつのまにか定着してしまいましたね。お子様がお菓子をくれなきゃいたずらするぞ、と脅迫して家々廻るというこの行事。正直、あまり好きではありませんが…、近所のお子たちが仮装していて可愛いさに負けてしまう…。東京の渋谷では暴動が起きているとか、小池百合子都知事が調子に乗ってメーテルのコスプレしてひんしゅく買っているとか。...
View Articleアニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(まとめ)
毎年、十月は神無月の巫女ハラスメント月間です。 神無月の巫女のアニメDVD2004年~05年発売の旧版の付録であったブックレットをもとにして、いまさらですが、マイ神無月語りを楽しんでしまう、シリーズ記事です。アニメも漫画も全編をすべて視聴したこと前提でのネタばらし満載レヴューですので、ご注意ください。 【目次】 それにしても、このブックレットは実にいい出来なので。...
View Articleアニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(一)
十月が、神無月が、惜しくもそろそろ終わってしまいそうです。 だが、しかし! 私の中では、情熱に季節も区切りもふんぎりもあったものではないので、まだまだ、しつこく続きます。もともと、好きなことを、好きなだけ、好き放題に語る日記としてはじめたブログなので。 毎年十月になると、年季の入った「神無月の巫女」ファンが行う儀式。...
View Articleあさぎり夕先生の漫画
亡くなってから作品を懐かしんだり、話題にしたりするのはいささかずるいと思うのですが。でも、やはり。じつに惜しい人材をなくしました。 この10月27日に漫画家のあさぎり夕先生がご逝去されたとのこと。...
View Article応援上映という、新しい映画鑑賞スタイル
学生時代のことですが、ある御世話になった団体の役員さんに聞かされて驚いたこと。 欧米では有名なミュージアムの展示場でパーティーが開かれていて、ワインや食事をしながら名画に至近距離まで近づけるということ。日本の博物館でも、最近は仏像本体をぐるりと鑑賞できるように光背を外したりするようですが、昔は、ガラスケースにがっちりはめ込んで後方は壁というのが多かったような。...
View Articleアニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(二)
前回、積年の神無月の巫女ファンが…などといかにも大仰にベテランぶったことを書きましたが。 いちおう、ネタバレ前提とはいえ、ビギナーにも興味をもっていただくような内容にしています。いい作品というのは、性別も国も信条の垣根にも隔てられず、年代こえて語り継がれていってほしいものですから。 ところで。...
View Articleあの文庫本にはこんな秘密がある
10月27日~11月9日は読書週間。 ということで、読書文化をひろめるキャンペーンがさかんなこの時期。私もひさびさに図書館で借りたり、積ん読だったりした本に手を伸ばしていました。活字のほうが、自分の脳をおしひろげてくれる感じがします。 10月27日の読売新聞朝刊に、この読書週間を記念した記事がありました。...
View Article世界に伍する国立大学、お値段以上に
二、三年前、ラジオで聞いた話です。 経済アナリストの森永卓郎氏が語るところによれば、氏の在学時の東京大学の授業料は年3万といったところ。いまから40年ほどまえのことなので、現在の物価に換算すると30万円ぐらいなのか。...
View Articleキャッシュレス社会は根づくのか
知り合いのご婦人からこんな話を聞きました。 近くの交番から電話があって、振込詐欺などに気をつけてくださいとのこと。別段珍しくはない注意喚起なのですが、なぜこの時期に。じつは、今年になって、さる地元の金融機関が引っ越してきてATMもあるので、被害に遭わないためだそうです。なぜ、いまさらになって、ど田舎の金融機関を新しくせねばならないのか。...
View Articleアニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(三)
最近、往年の名作漫画などを執拗にお勧めして、若い世代に嫌われてしまう、ということがあるようです。私も気をつけねばいけませんね。老兵は去るのみ、妄想のすぎた病葉は散るのみ。頼まれてもいないのに神無月の巫女ハラスメントをするブログがこちらです。しかも、十一月になっても続くんです、この与太話。...
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