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Channel: 陽出る処の書紀
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花咲きダイコン株でもおいしく食べられる

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近所の公園で夜桜をライトアップしていて、とても幻想的。
やはり日本人の風情にあいますね。そんな桜に誘われてか、あちこちで色鮮やかに花ふくらむ季節。野草のカラスノエンドウすらも。

そしてなんとびっくり、ダイコン株まで開花しだしたのです!
(2024.12.08種まき分)

見たのははじめてですが、スミレ色で可憐な色合い。
このままこぼれ種にしておくべきかと迷いつつ。しかし、放置しておくといずれ徒長しておいしく葉っぱをいただけない。根も太らせてみたいので、惜しまれつつも摘むことに。

花の蕾だけを摘んだ株でも別のところから花芽がつくことがあります。
いたちごっこなのですが、カボチャやトウモロコシでもいずれ、優良な実を残すために選択せねばならないので、よい予行演習だと思いたい。

卵酢プレーがきいたのか、葉の表面もざらついていて、茎も太く、薔薇みたいに小さな棘が生えています。やや凶暴化しつつあって怖い…ッ! 花をまもろうとしているのかも? 葉の大きさのわりに根はあまり豊かになっていないけども、花が咲いたということはここが限界なのかも? 

しかし、教本をみたら、一株でけっこうな葉が茂るので、まだまだこれは子どもの株なのかもしれません。
今後大きくなることを考えて、だいぶ間引きしました。根を太らせるために草マルチを畝にしたけども、鶏ふんの追肥も必要かもしれません。

ただ、このままダイコンらしいかたちを保ってくれるかが気がかり。下手したら、根が実らないうちに全収穫せねばならないのかもしれませんね…。
トウ立ちしすぎてしまったら、コマツナみたいにこぼれ種株だけ、どこかに移植するかも…。



こちらはダイコン同日種まきの第三弾コマツナ群。
第二弾コマツナ群の花株の移植組が奥にありますが、それに引きずられたか、いっせいに花畑に。遠巻きには華やかなのですけども。この茎、もはや硬すぎて食べられたものではない。栄養を花に、種につめこむために吸われたのでしょう。かろうじて葉がおおきくなったものだけを間引きとり。これはなかなか美味。ここがこぼれ種のコマツナ畑になってくれたら。



間引きとりしただけなのに、こ~んなに大収穫!
葉だけむしりとるのは収穫が楽だし、洗うのも早い! その場で新鮮なものを食べられるのです! 作業の合間に生野菜サラダを味わえるのだ! 冷凍貯金もまだまだあるので、毎日、コマツナ&ダイコン葉ざんまい!!

荒川弘先生の漫画『百姓貴族』で、実家の冷凍庫に高級牛肉やメロンがぎっしり詰まっていて、見飽きたという衝撃の一コマがあるけれども、我が家の冷凍庫もちいさいのですでに野菜で埋め尽くされています。もう一台欲しいぐらいですね(笑)

野菜をレンジで温熱処理してそのまま食べるので、調味料もいらないし、手間もかかりません。味付けの濃いお惣菜もあまり買わなくなって、大助かり。冬のあいだに成長がとまってしまってやきもきしたけれども、これから収穫は期待できそうです!


(2025.04.06撮影、04.07記録)



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