冬も近くなると風邪も流行ります。
私はひと足早く十月に引いてしまったのですが、ぶり返すのが怖いので、朝方のウォーキング時や人ごみ(知り合いに会う場合を除く)に向かうときは、なるべくマスクを着用しております(怪しい人ですね)。今回も恒例のインフルエンザ予防接種を済ましてまいりました。
国民健康保険法(被用者保険に加入できない自営業者やその家族が対象)が改正され、日本の国民皆保険制度が実現したのは昭和36年。
相互扶助の精神にもとづき、国民が保険料を出し合って、いざとなったら医療がどこでも受けられる。所得に対する社会保障費の負担は年々増加しておりますが、しかし、日本の医療保険制度はかなり優れています。海外旅行や留学先で不意に負傷したり、出産したり、盲腸の手術などで病院に駆け込んだりしましたら、とんでもない医療費を請求されますから。たまに豊かな年金を受給する退職者がシニアライフを物価の安い東南アジアで過ごされる方もいるようですが、たいがい、治安と医療問題でつまづくそうです。海外移住したら脱退一時金でそれまでの加入期間で老齢厚生年金を先払いされるんでしょうけど、その後、日本に戻ってきたらどうするんでしょうね。日本の年金制度にお世話になって資産形成できたのなら、その恩恵を次世代に還元するために国内でおおいに消費して景気に貢献してほしいものですが…。
私が子どもの頃は、御年寄りの医療費が無料で、健康体なのに病院通いしてご隠居のサロンになっている街の診療所が多かったものですが、ここ近年は医療費の増大が懸念されておりますので、国も自治体も、国民に生活習慣の改善と死亡三大原因の、がん、脳卒中、心臓病の予防を呼びかけております。国や都道府県は、市町村に対して特定健康診査および特定保健指導に要する費用のうち、政令に定めるものの3分の1を負担しています。
市町村からもある年齢に達するとがん検診のクーポン券が送付されたり、割引料金での受診ができます、それもこのおかげ。私もこのたび、かかりつけ医の医院で胃がんと大腸がんの検診を試してみました。胃がんは血液採取、そして大腸がんのほうは排泄物の一部を提出するというもの。簡単な検査ですので、これだけでは必ずしも罹患しているかは分からないのだそうですが、とりあえず結果は陰性。異常なしと証明されたわけです。
つい数年前まで胃もたれが多く、腸が過敏でお腹を下しやすい、喉に逆流するような不快さが稀にあったのですが、最近はあまりなくなりました。ストレス過剰になったときは、さすがに胃が痛むこともありますが。魚や野菜を多く食べ、甘い物は毎日は摂らないようにしています。
とくに最近になって気をつかっているのは歯磨き。
歯周病は糖尿病と関係が深く、口腔内の菌によって全身にさまざまな病状をもたらすと言われています。家族にすすめられて、歯間ブラシや糸楊枝などを併用して、ていねいに磨くようにしていましたら、なんとなく、からだの調子も良くなってきたのです。お酒もここ一年ぐらい呑んでいません。私は喫煙者が嫌いなので、近づかないようにしております。
ヘルスケアの重要性が叫ばれる世の中ですが、その一方で誤解もありますよね。
ある有名アナウンサーが腎臓病の透析患者を罵倒する発言で物議を醸しましたが、腎臓を痛める糖尿病患者の中には、己の不摂生でなく、遺伝的に生まれながらに糖尿病の気質があった方もいます。ミキプルーンとかアムウェイとかうさんくさい健康食品を売りつける輩もおりますし、新興宗教っぽい体操クラブなどに勧誘する人もいますから、注意したいものですね。
どんなに健康に気遣っていても、病気になるときはなります。
そのとき自分はもう長生きしたくないと自暴自棄になり周囲に不快なオーラを振りまく人間になるのか、それとも、自分はまだやり残したことがあるから必ず生き抜いてやるぞ、と闘う覚悟を決めるか。べつだん、特別なことをしなくても、日頃から翠の多い場所を歩くとか、部屋を片付けるとか、ギャンブルや浪費など精神摩耗する不健康な習慣をやめるとか、無理な人付き合いを避けるとか、適度にからだを動かし、こころをメンテナンスするようにすれば、健康は保たれるのではないでしょうか。
私はひと足早く十月に引いてしまったのですが、ぶり返すのが怖いので、朝方のウォーキング時や人ごみ(知り合いに会う場合を除く)に向かうときは、なるべくマスクを着用しております(怪しい人ですね)。今回も恒例のインフルエンザ予防接種を済ましてまいりました。
国民健康保険法(被用者保険に加入できない自営業者やその家族が対象)が改正され、日本の国民皆保険制度が実現したのは昭和36年。
相互扶助の精神にもとづき、国民が保険料を出し合って、いざとなったら医療がどこでも受けられる。所得に対する社会保障費の負担は年々増加しておりますが、しかし、日本の医療保険制度はかなり優れています。海外旅行や留学先で不意に負傷したり、出産したり、盲腸の手術などで病院に駆け込んだりしましたら、とんでもない医療費を請求されますから。たまに豊かな年金を受給する退職者がシニアライフを物価の安い東南アジアで過ごされる方もいるようですが、たいがい、治安と医療問題でつまづくそうです。海外移住したら脱退一時金でそれまでの加入期間で老齢厚生年金を先払いされるんでしょうけど、その後、日本に戻ってきたらどうするんでしょうね。日本の年金制度にお世話になって資産形成できたのなら、その恩恵を次世代に還元するために国内でおおいに消費して景気に貢献してほしいものですが…。
私が子どもの頃は、御年寄りの医療費が無料で、健康体なのに病院通いしてご隠居のサロンになっている街の診療所が多かったものですが、ここ近年は医療費の増大が懸念されておりますので、国も自治体も、国民に生活習慣の改善と死亡三大原因の、がん、脳卒中、心臓病の予防を呼びかけております。国や都道府県は、市町村に対して特定健康診査および特定保健指導に要する費用のうち、政令に定めるものの3分の1を負担しています。
市町村からもある年齢に達するとがん検診のクーポン券が送付されたり、割引料金での受診ができます、それもこのおかげ。私もこのたび、かかりつけ医の医院で胃がんと大腸がんの検診を試してみました。胃がんは血液採取、そして大腸がんのほうは排泄物の一部を提出するというもの。簡単な検査ですので、これだけでは必ずしも罹患しているかは分からないのだそうですが、とりあえず結果は陰性。異常なしと証明されたわけです。
つい数年前まで胃もたれが多く、腸が過敏でお腹を下しやすい、喉に逆流するような不快さが稀にあったのですが、最近はあまりなくなりました。ストレス過剰になったときは、さすがに胃が痛むこともありますが。魚や野菜を多く食べ、甘い物は毎日は摂らないようにしています。
とくに最近になって気をつかっているのは歯磨き。
歯周病は糖尿病と関係が深く、口腔内の菌によって全身にさまざまな病状をもたらすと言われています。家族にすすめられて、歯間ブラシや糸楊枝などを併用して、ていねいに磨くようにしていましたら、なんとなく、からだの調子も良くなってきたのです。お酒もここ一年ぐらい呑んでいません。私は喫煙者が嫌いなので、近づかないようにしております。
ヘルスケアの重要性が叫ばれる世の中ですが、その一方で誤解もありますよね。
ある有名アナウンサーが腎臓病の透析患者を罵倒する発言で物議を醸しましたが、腎臓を痛める糖尿病患者の中には、己の不摂生でなく、遺伝的に生まれながらに糖尿病の気質があった方もいます。ミキプルーンとかアムウェイとかうさんくさい健康食品を売りつける輩もおりますし、新興宗教っぽい体操クラブなどに勧誘する人もいますから、注意したいものですね。
どんなに健康に気遣っていても、病気になるときはなります。
そのとき自分はもう長生きしたくないと自暴自棄になり周囲に不快なオーラを振りまく人間になるのか、それとも、自分はまだやり残したことがあるから必ず生き抜いてやるぞ、と闘う覚悟を決めるか。べつだん、特別なことをしなくても、日頃から翠の多い場所を歩くとか、部屋を片付けるとか、ギャンブルや浪費など精神摩耗する不健康な習慣をやめるとか、無理な人付き合いを避けるとか、適度にからだを動かし、こころをメンテナンスするようにすれば、健康は保たれるのではないでしょうか。