いちおう全話観終わることができたので、忘れないうちに書いておきます。
アニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」。2クール分割なのですが、昨年秋に終わった前半部のラストがなかなか衝撃的だったので、観ようと思ってました。
ちなみに原作はビジュアルノベルらしいのですが、PCゲームは一切やらないので、中身は知りません。小説も出てるらしいけど、読んだ事無し。
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box ?【完全生産限定版】
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「Fate/Zero」と同じ制作会社。この会社、アニメイベントを企画運営したり、街おこし企画に積極的に関わっているようです。近年、アニメが地元の活性化に寄与している例は枚挙にいとまがないわけですけども。まあ、田舎くさいデザイナーのものより、知っている人気キャラをあしらった観光ポスターのほうが、見てる分には楽しいわけでしょう。
この前作は、たしか士郎や凛たちの先代たちが登場したお話。
セイバーさんが黒づくめのホストみたいだったり、ライダーさんがガタイのいい赤鬼みたいだったり、液体洗剤のんだおっさんみたいな声のアサシンがいたり、槍兵が不憫だったり、なかなかえげつないストーリー展開と、ほとんどがオッサンだらけで長広舌で説明されていくので理解できずに挫折した覚えが。
その前の、「Fate/stay night」もまばらに観たことあったのですが、音楽は良かったのだけれども、演出がいまいち(紙芝居みたいに車が動いていた(笑))という印象が…。
その最初のアニメ版の刷り込みで、主人公の衛宮士郎が女剣士のセイバーさんにいっつも助けられてばっかりのへっぴり腰で、それなのになぜか自宅に、後輩だとか、近所の女教師だとか、同級生だとかが寄ってきて、よくあるハーレム所帯を形成しているのが理解できなかったんですよね。アーチャーさんがかっこいい兄貴にしか見えなかったわけです、その当時は。でも、よく考えたらこの主人公、親がいないのに生活も自立してるし、別に女の子だけを戦わせて逃げてるわけでもないんですよね。ただ正義感が空回りしすぎて、危険に首突っ込んでしまうだけだという。最近のアニメは、似たような顔の女の子だらけバトルが多すぎて飽きます。
そして、今回の「UBW」。
なんとなくネタバレで知っていたのですが、このアーチャーさんがなぜ士郎と敵対しているかが明らかになります。これ、いわば、親父越えのストーリーですよね。孤児になった自分の育ての親の遺志を継いでいるが、やがて破滅が訪れる未来。それでも、希望を失わない、諦めない若者へのエールというか。くどくどした説明台詞のほとんどを理解したわけではなかったのですが、映像が美しかったので流し見してても楽しめました。ターナーの風景画みたいな、濃密な空気感がある背景とか、効果だとか。映画みたいなクオリティでしたね。
声優さんの一部が、とあるアニメと重なっていたのでそれが目当てだったのですが。その期待はちょっと裏切られたものの、なかなか、よかったです。セイバーさんと桜さんの出番が少なかったのが残念ですが、士郎と凛の共闘が微笑ましい。最終回の数年後もオリジナルらしいのですが、ファンサービスなのでしょう。ちょこっと顔見せしていた、いわくありげなキャラの正体がよくわからずじまいでしたが。
ちなみに桜さんが暗躍するルートの「 Heaven's feel」は劇場版となる模様なのですが、下屋則子さん(もちろん川澄さんも)のご活躍に期待したいところですね。
アニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」。2クール分割なのですが、昨年秋に終わった前半部のラストがなかなか衝撃的だったので、観ようと思ってました。
ちなみに原作はビジュアルノベルらしいのですが、PCゲームは一切やらないので、中身は知りません。小説も出てるらしいけど、読んだ事無し。
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「Fate/Zero」と同じ制作会社。この会社、アニメイベントを企画運営したり、街おこし企画に積極的に関わっているようです。近年、アニメが地元の活性化に寄与している例は枚挙にいとまがないわけですけども。まあ、田舎くさいデザイナーのものより、知っている人気キャラをあしらった観光ポスターのほうが、見てる分には楽しいわけでしょう。
この前作は、たしか士郎や凛たちの先代たちが登場したお話。
セイバーさんが黒づくめのホストみたいだったり、ライダーさんがガタイのいい赤鬼みたいだったり、液体洗剤のんだおっさんみたいな声のアサシンがいたり、槍兵が不憫だったり、なかなかえげつないストーリー展開と、ほとんどがオッサンだらけで長広舌で説明されていくので理解できずに挫折した覚えが。
その前の、「Fate/stay night」もまばらに観たことあったのですが、音楽は良かったのだけれども、演出がいまいち(紙芝居みたいに車が動いていた(笑))という印象が…。
その最初のアニメ版の刷り込みで、主人公の衛宮士郎が女剣士のセイバーさんにいっつも助けられてばっかりのへっぴり腰で、それなのになぜか自宅に、後輩だとか、近所の女教師だとか、同級生だとかが寄ってきて、よくあるハーレム所帯を形成しているのが理解できなかったんですよね。アーチャーさんがかっこいい兄貴にしか見えなかったわけです、その当時は。でも、よく考えたらこの主人公、親がいないのに生活も自立してるし、別に女の子だけを戦わせて逃げてるわけでもないんですよね。ただ正義感が空回りしすぎて、危険に首突っ込んでしまうだけだという。最近のアニメは、似たような顔の女の子だらけバトルが多すぎて飽きます。
そして、今回の「UBW」。
なんとなくネタバレで知っていたのですが、このアーチャーさんがなぜ士郎と敵対しているかが明らかになります。これ、いわば、親父越えのストーリーですよね。孤児になった自分の育ての親の遺志を継いでいるが、やがて破滅が訪れる未来。それでも、希望を失わない、諦めない若者へのエールというか。くどくどした説明台詞のほとんどを理解したわけではなかったのですが、映像が美しかったので流し見してても楽しめました。ターナーの風景画みたいな、濃密な空気感がある背景とか、効果だとか。映画みたいなクオリティでしたね。
声優さんの一部が、とあるアニメと重なっていたのでそれが目当てだったのですが。その期待はちょっと裏切られたものの、なかなか、よかったです。セイバーさんと桜さんの出番が少なかったのが残念ですが、士郎と凛の共闘が微笑ましい。最終回の数年後もオリジナルらしいのですが、ファンサービスなのでしょう。ちょこっと顔見せしていた、いわくありげなキャラの正体がよくわからずじまいでしたが。
ちなみに桜さんが暗躍するルートの「 Heaven's feel」は劇場版となる模様なのですが、下屋則子さん(もちろん川澄さんも)のご活躍に期待したいところですね。